【ICO】Peloコインに学ぶ起業で失敗する方法＆ビジネスモデルの重要性

こんにちはキャバ嬢です。花粉症でメクラの無呼吸状態です。花粉はよ消えてください。

今回は私も参加しているICOの「Peloコイン」についてお話します。Peloコインは、現段階の状態を一言で表現すると「失敗」だと思っています。その根拠と要因、また私だったらこうするよ、といった妄想をお聞きください。

Peloコインとは

Peloコインの目的

そもそもPeloコインとは、emu8氏、Pe氏の二人が立ち上げたICOプロジェクトです。メインの商品は、ICO前からYoutubeで流して毎日何万円も稼いでいた「BTCFX全自動取引」と、BTCFXで毎月何千万円も稼ぐPe氏率いる「BTCFX投資助言コミュニティ」の２つです。詳しくは彼らのツイッターとか見てください。LPはこちらPELO Coin Token Sale。

Peloコインの現状

ぼろぼろです。ホワイトペーパーない。スケジュールを守れたことがない。顧客対応が酷い。広告費用はホルダー負担。突然のコイン増。売買不可。スタッフ全員匿名。発起人のPE氏はDiscordに参加していない。Pe氏が販売している「PELO ZAP」はPELOコインと関係があるかも言えず、しかも有料でホルダー以外にも公開しています。特商法表記に何ヶ月もかける。開発は進まない。フルタイムスタッフが一人もいないのかな？総合的に見て失敗ですね。唯一公開されている「BTCST」というbitFlyer取引ツールは便利なので利用していますが、数億円集めて三ヶ月以上かけた製品とは思えない出来です。はい、じゃあなんで失敗したのかなっていう話を続けます。

私が思う失敗の理由

起業で失敗する方法：代表権限を複数人が持つ

これは本当に起業あるあるなんですけど、代表責任者が複数人いると失敗します。時々うまくいっていることもみかけますが、生存バイアスですね、まずだめです。株式会社にしたのなら創業者は株式保有、最低８割スタートです。想像で話しますが、emu8氏とPe氏は、これをしっかり線引しなかったため、現在のような状況に繋がっていると感じます。私なら絶対に一人で立ち上げます。この本おすすめなので読んでください。

起業家はどこで選択を誤るのか――スタートアップが必ず陥る9つのジレンマ

TOPは１人なんですよ。覚悟と責任を持って判断する人が必要です。起業する人は何がなんでも株を握れ。

おまけ：ビジネスモデルの重要性

断定しますが、PeloプロジェクトはICOの必要性がありません。ビジネスモデルの選択は、サービスの成長、継続を担う大切な根っこです。ICOはリスクとりすぎ。逮捕者も出ているスキームを使う必要性がない。法整備が無い状態で成長したサービスに、Airbnb、Uberなどユニコーン企業は色々ありますが、いずれも戦争です。世界で戦争を勝ち抜いてきています。Peloプロジェクトは戦争する必要ありません。世界で戦えるサービスではありません。一般的なサブスクリプションモデルでいい。創業資金は（多分）ある。融資引ける。プロダクトに力を入れれる。売上が安定する。サービスが良くなる。顧客が増える。儲かる。起業する方は、ビジネスモデルを見極めてください。

まとめ

・創業者は1人で責任と代表権限を持つ
・ビジネスモデルは大切

Peloコインは起業失敗あるあるを全力で体験しているのかなーという印象です。ただ、お客様のお金に対して価値で応えようという気概を感じないので、今後に期待はしていません。